終身保険とは?目的別の使い分け方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
終身保険とは

終身保険とは

終身保険は生命保険の一種です。生命保険といえば、被保険者が万が一死亡してしまった時や高度障害状態になった時に保険金が支払われる仕組みを持った保険です。他にも定期保険や養老保険が含まれます。また特約をつけることで、別々に加入するよりも割安の保険料で保障を手厚くすることができます。

終身保険は、その保障が一生涯続くことが最大の特徴です。もちろん、解約してしまえば保障は失われますが、その際にも解約返戻金を受け取ることができます。

終身保険の現状

終身保険は他の保険と比較しても人気の保険です。生命保険協会の発表によると、終身保険契約数はトップクラスであり、医療保険と同程度の数となっています。新しく保険に入られる方は、セットで検討される場合も多いのではないでしょうか。

終身保険は、その人気のためか、幾つかのタイプが用意されています。保険料の支払い方・金額、返戻金の形式等から自分に合ったものを選ぶことができます。反面、プランが複雑になってしまい、いきなりプラン毎に検討し始めると混乱してしまうかもしれません。適切な終身保険を組めるように、まずは簡単に説明していきたいと思います。

 

終身保険の目的

保険に加入する目的は人それぞれだと思いますが、終身保険では以下の5つの目的が多いです。

 

  • 老後の資金を備える。
  • 葬儀の費用
  • 相続税対策
  • 学資保険の代わり
  • 短期間での運用

 

大きく分けると、万が一の為の「保障」目的と、いつかのためにお金を蓄えておく「貯蓄」目的に分けられます。まずは何のために終身保険に入るのか、目標を明確にしておきましょう。

決めた目的に応じて、「払込期間」が決定されます。終身保険だから、保険料も一生支払うのでは、と思う方もいるかもしれませんが、払込期間は比較的自由に決めることができます。払込期間が長いほど定期的に支払う保険料は安くなり、保険料の総額(掛金総額)は高くなる傾向があります。

ここでの目的の設定は、保険の枠組みを決める重要なものなので、時間をかけてじっくりと決めましょう。

 

払込期間の種類

決めた目的に応じて、「払込期間」を決めていきます。終身保険だから、保険料も一生支払うのでは、と思う方もいるかもしれません。実際の払込期間は比較的自由に決めることができます。その決め方によって、大まかに幾つかの種類に分けられます。

終身保険の払込期間には「年齢」「期間」「終身」の3つがあります。年齢払いや期間払いは払込期間が一定で(50歳60歳まで、10年20年など)、終身払いの場合は一生涯保険料を払い続けます。そのため、貯蓄を目的とする場合は年齢払いか期間払いを選択しなければなりません。お子さんの学費や運用を目的とする場合は短期に設定する必要があります。

保障のみに注目する場合は終身払いを選択しても良いでしょう。また保険料は払込期間が長いほど定期的に支払う保険料は安くなり、保険料の総額(掛金総額)は高くなる傾向があります。

払込期間を決めるということは、保険料が家計を圧迫する期間とその重さを決めるということです。無理のない範囲で慎重に決めていきましょう。

 

終身保険の種類

払込期間を設定した後は、さらに細かく保険の内容を決めていきます。

終身保険は保険料や返戻金によって主に5つのタイプに分けられます。

 

・定額終身保険

これが最も一般的な終身保険のタイプです。契約時に「保険料」「払込期間」「死亡時の保険金」「解約返戻金」を設定して加入します。

 

・低解約返戻金型終身保険

払込期間の間の解約返戻金が少なくなる代わりに、保険料が割安になるタイプの終身保険です。保険料を払い終えると、通常のタイプよりも解約返戻金は多くなります。保険料が安く、返戻金も多くなるため、現在人気のタイプの一つです。

 

・積立利率変動型終身保険

積立利率が市場金利に合わせて変動するタイプの終身保険です。積立金利というのは、今まで支払ってきた保険料にかかる金利で、解約返戻金に大きく影響を与えます。また市場金利は物価の変動に連動しています。つまり、物価が上昇すればするほど解約返戻金を多く受け取ることができます。現在の物価は上昇傾向にあるため、元々の解約返戻率は通常のタイプよりも低めに設定されているため注意が必要です。

 

・変額終身保険

保険会社の運用実績によって「死亡時の保険金」と「解約返戻金」が変動するタイプの終身保険です。死亡時の保険金には最低保障がありますが、解約返戻金には最低保障が付いていません。運用によるリスクが伴うため、こちらのタイプも保険料が割安になっています。

 

・外貨建て終身保険

こちらは保険料も保険金も解約返戻金も、全て外貨で取り扱うタイプの保険です。為替レートの影響を直に受けるため、為替の知識のない方は注意が必要です。しかし、円高時は保険料が安くなり、円安時は保険金や返戻金が高くなるので、とてもお得になりうるタイプでもあります。

 

まとめ

これだけの知識があれば、実際に売られているような複雑な保険であっても内容を理解することができます。終身保険は、場合によっては一生お世話になるような保険です。慎重に、自分にあった保険を選んでいきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*