生命保険と福沢諭吉

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生命保険と福沢諭吉

日本で最も高価な紙幣(1万円札)に描かれている「福沢諭吉」。

 

知らない日本人は誰も居ないでしょう。

 

ですが、実際、何をした人?と首をひねる方も多いかもしれません。そんな隠れた秘密を紐解いていきたいと思います。

 

さて、最も身近な将来への備えである「生命保険」。今ではほとんどの方が加入していると思います。

 

客観的データによれば、

日本の生命保険業界の市場規模は、約40兆円(年間の生命保険料ベース)となっており、米国に次いで世界第2位の規模との事です。また、日本の生命保険の「世帯加入率」は90.5%との事で、言わずと知れた「保険大国」という事が分かります。

今回はその歴史をさかのぼります。日本の生命保険は明治時代が始まりです。

明治維新の前までは、日本には生命保険の「せ」の字もありませんでした。

 

なんと、それを、「西洋にはこんな面白い制度があるんだぜ、知りたいだろ?」

 

と日本に紹介したのが

 

福沢諭吉 なのです。

 

実はそんな知られざるルーツがあったのです。

 

 

当時は「命の保険」と考えられることが強く、今で言うところの、いわゆる死亡保障、医療保障のような考え方で、人の命、一生、人生、という意味も込め、英語に置き換えると、

「LIFE INSURANCE」(ライフ・インシュランス)という表記で、日本の金融商品として少しずつ浸透してきたのです。

 

 

そして今日に至るまで、約50年の歴史がある保険の考え方は、少しずつ時代に対応し価値の変化が求められるようになってきています。

 

 

ここで、改めて生命保険の考え方の大きな4つの概念をお伝えします。

保険では、主に「四苦」と言われる以下を絶対的にカバーする必要があるのです。

①生 ( 何事も無く生きていく時のために ) 学資保険 養老保険など

②老 ( 老後の生活のため ) 個人年金 養老保険 介護保険など

③病 ( 病気になったときに備えて ) 医療保険 がん保険 介護保険など

④死 ( 死亡したときのために ) 終身・死亡保険 定期保険 養老保険など

 

 

ですが、日本で最も歴史が強く、保険としてカバーできるパフォーマンスが担保されるものは、③、④なのです。福沢諭吉の考え方が最も継承され、「LIFE INSURANCE」(ライフ・インシュランス)に関しては長けていると言えます。

 

 

しかし、①、②の考え方、いわゆる長生きしてしまうことによる、その生活リスクをカバーする保険については、世界と比べ、パフォーマンスが良くないと言えます。いわゆる、年金対策・老後資金向けの投資運用型の貯蓄商品ですね。日本は、先進国の中でも著しくリテラシーが低く、金融分野を牽引するファンドマネージャーが希少と言えます。

 

因みに、この手の保険の考え方を英語表記では、

「Life Assurance」(ライフ・アシュアランス)と呼ぶそうです。

生きていく上で必要となるお金に対するリスク(住宅ローンの頭金・子供の教育費・長寿リスク・老後リスク)に対する保障です。

 

 

これからの時代は病気や死亡保険だけではなく、長生きしてしまうことで費用が掛かってくる長寿リスクや年金が貰えない老後リスクなども考えてライフプランを組み立てていくべきです。

 

現在、日本で販売されている保険は圧倒的に医療保険や死亡保険に焦点を当てすぎています。

 

ですので今一度、世界から俯瞰的に日本を見て、様々な視点から金融商品は選ぶべきものだということを念頭に置きましょう。

 

 

 

次回は、

 

保険の考え方である、生・病・老・死を効果的にカバーするお話をします。

 

また、日本「円」と世界の通貨「$」等で分散して資産を作る方法論もお話します。

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